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佐藤白君
sugarwhite.exblog.jp
廿士十亠卉半与本二上旦上二本与半卉亠十士廿
文字列なのにまるで線のよう…!
そんな文字列が、2ちゃんねるで話題という。

厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦

厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦

厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦

3つ並べればまるで斜め線。

厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦上二本与半卉亠十士廿卞广下

左右反転すれば波打ち型。

なんたってこの字面、インパクトがある。いい仕事してるわあ。
そして、これってまさにことばデザインだ、と思った。


ところで時折「ことばデザインっていい屋号ですね」と言っていただけることがあり、これにこじつけ、屋号に込めた志について書いておこうと思う。

ことばは、口から発せば音波。
そして、目で見ればカタチだ。

だから、ラジオやテレビで流すなら、ことばの響きやリズムをデザインするし、ポスターや屋外広告なら、一見して頭に入り、なおかつ文字の与える印象をデザインしたい。
長文の原稿なら、単調にならず、テンポよく読み進められるようにセンテンスを切り、文末表現が被らないようにする。視覚的には、画数の多い漢字がズラズラと続かないようにするのも大切だ。

つまり、伝える手段によって、最も効果的に伝わることばをデザインするのが私の仕事。そういう仕事をしようと思っています。


ところで日本語は、漢字、ひらがな、カタカナ、場合によっては旧仮名づかいやアルファベットも使える。
そして、その表現の幅は、アルファベットだけ、漢字だけ、ということばとは比べものにならないほど豊か。『声に出して読みたい日本語』なんてベストセラーもあったが、日本語は、むしろカタチの豊富さが特徴だと思う。
by sugar-white | 2010-04-08 02:56 | こころの旅
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