ゆしま花月さんで、特注品のかりんとう缶を企画・デザインしました。
昨年、湯島のタウン誌『湯島かいわい』で、缶を塗装する職人さんの取材をさせていただき、感銘を受けたことがきっかけで、特注品を作るなら、こちらでお願いしたいと思っていたのです。
今は、ほとんどの缶が機械印刷である中、実はこちらの丸缶は、熟練の職人さんが手仕上げで塗装し、シルクスクリーンにて柄を付けて仕上げているという手づくりの品。
よく見ると、ブリキの缶はそれぞれにカーブが微妙に異なるのですが、そのひとつひとつの形に合った塗装と柄付けが施されているのはさすが。職人さんの手仕事が、缶に確かな存在感を与えています。
デザインは、内祝に使うため、縁起物のだるまをモチーフにしました。缶のフタには願い事、胴のだるまの片目に目玉を書き込めば、願掛けだるまとしてもお使いいただけます。
お手元にある方には、海苔やお茶などの保存缶として、長く使っていただけるとうれしいです。
※缶は非売品です。
朱色にはこってりとした艶があり、シルクは艶消しの金色となっています。